コンサルタントの背景や傾向
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コンサルタントの仕事内容の課題

コンサルタントの仕事内容は、課題を抱えている企業や金融機関、商工会議所などの支援機関等から依頼を受けて、解決に向けた支援活動を行うことです。そして上質なコンサルティングとは、相手企業の課題が解決するための最適な提案を行い、実行させることです。しかし、世の中のコンサルタントは、

「単に指摘をするだけ」
「他社の事例や自分の知識・経験をそのま
   ま当てはめるだけ」
「コンサルタントが提案をせずに社長や会
   社側で答えをださせる」
「コンサルタントが保有するパッケージを
   売り込む」


というケースが多いのが現状です。こうしたコンサルティングが行われる背景には、多くのコンサルタントがコンサルティングに必要なヒアリングのノウハウ、スキルを保有していないことがあります。


参考書籍 : 寺島直史.コンサルタントのための問題解決型ヒアリングの技術.中央経済社,2024, 2p

現状把握が不十分

コンサルタントが実施しているヒアリング
にはさまざまな問題点がありますが、最大
の問題はコンサルタントが必要な情報の
状把握が不十分
であり、その状態でクライ
アントに提案したり、指摘したり、報告書
を作成したりしていることです。
ビジネスのヒアリングの目的の一つは情報
収集ですが、コンサルティングのヒアリン
グでは、その目的が十分に達成できていな
いのです。


コンサルティングとは、相手企業の課題が
解決するための最適な提案を行い、実行さ
せることですが、この「最適な提案」を行
うために必要不可欠なのが「現状把握」
す。コンサルタント自身が相手企業の情報
を正確に理解しなければ、当然相手に最適
な提案ができないからです。


参考書籍 : 寺島直史.コンサルタントのための問題
解決型ヒアリングの技術.
中央経済社,2024, 5p
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